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最新記事【2007年4月 9日】

アレルギー性じんましん(蕁麻疹)の発症にはI型アレルギーが関与していると考えられています。
IgEと呼ばれる抗体が肥満細胞に付着しており、抗原がその抗体に付着すると肥満細胞が活性化し中に蓄えられていたヒスタミンを大量に放出して症状を引き起こします。約30分以内に症状が出て、ヒスタミンの放出は15分程度であるため、通常はすぐに治まります。
アレルギー性じんましんのなかでもごく一般的なものに食事性じんましんがあります。食事性じんましん原因となる食物を摂取してから30分以内と、短時間で症状が現れます。
食事性じんましん原因となる食物はサバなどの生魚が多いが、古くなるとすぐ醗酵してヒスタミン性の物質を作るためとされています。また、その食物そのものに対してアレルギー反応がないが、消化器官で代謝された代謝産物に対してアレルギー反応をもっている場合も多い。
食べ過ぎ・飲みすぎ・風邪による感染性胃腸炎などがあると、体にとって異物とみなされる不純物(抗原物質)が吸収されじんましんが生じやすくなるということもあり、アレルギー反応だけでなく、他の要因が加わって生じることも多いと考えられています。
食事性じんましん以外にも薬剤によるアレルギー薬剤性じんましん」というものもあります。薬剤性じんましんも薬剤摂取後30分以内に起こることが多い。

心因性じんましん(蕁麻疹)とは、ストレス原因で発症するじんましんです。
心因性じんましんの症状は、ストレスを感じるたびに皮膚に発疹が出て痒みを伴います。
ほかのじんましん同様、心因性じんましんが発生した皮膚を掻いてしまうとじんましんが広がり悪化する恐れがあるので、極力掻かないよう気をつけましょう。
慢性的に起こるじんましん慢性じんましん)の多くはストレス原因の「心因性じんましん」で、アレルギー性のじんましんと違い、特別食べてはいけない食べ物はありませんが、もし自分でじんましんの原因として思い当たる食べ物がある場合はやめたほうが良いでしょう。
慢性の心因性じんましんは、治療期間が長くなる傾向があるため定期的に根気強く専門医の診察を受けましょう。
心因性じんましんの発症のメカニズムは、人がストレス状態になると現れる陰性感情(怒りや不満、不安などの感情)が脳の視床下部に指令を出し、そこから神経を介して皮膚の肥満細胞を刺激し、ヒスタミン(免疫系に関係する信号伝達物質であり、アレルゲンが体内に侵入すると、細胞から免疫系に働きかけ放出される微小分子)という物質が分泌されます。
このヒスタミンが皮膚に痒みと膨疹・発疹を起こすとされていますが、未だ解明されてい部分も多くあります。
心因性じんましん治療は抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などで行いますが、ストレスを感じなければ薬がなくてもじんましんは発症しないので、日常生活でのストレスをためないことが最も有効な予防法となります。

機械性じんましん(蕁麻疹)とは、時計のベルト・衣服・下着のゴム・バッグなどと皮膚が擦れることにより発症するじんましんです。
例えば、ハンドバックを手首にかけていて、その部分がミミズ腫れのように赤くなり、
痒みを伴う症状が見られた場合は機械性じんましんの可能性があります。(痒みをあまり感じない場合もあります)
機械性じんましんの予防法は、かゆいところを掻いてしまうと症状が悪化するため、
なるべく掻かないように気をつけ、日常では摩擦の少ない衣服を着用したり、ベルトやゴムなどで体を締め付けすぎないことに気をつけます。
また、つめなどで皮膚をひっかいてできるものもあり、「人工じんましん」と呼ばれます。
機械性じんましん治療は他のじんましん同様、抗アレルギー剤の服用で治療します。
機械性じんましんが発症しやすい体質かどうかを調べるには、
ボールペンなどの先の細いもので強く皮膚をこすることで判別できます。
機械性じんましんの発症しにくい人は、わずかに赤くなって多少腫れるくらいですが、
機械性じんましんの発症しやすい人は、真っ赤に皮膚が腫れ上がります。
機械性じんましんの症状がみられた場合は、病院で専門医の診察を受けるようにしましょう。

じんましん・原因と治療

じんましん(蕁麻疹)の原因・症状・治療について。 ある日突然何の前触れもなく蕁麻疹(じんましん)は発症します。腕が赤く腫れ上がり、ひどいかゆみに襲われます。いつ誰にでも突然発症する可能性のある「じんましん」について正しい知識を身につけて適切な処置で対処しましょう。